ピストヒルクライム 大垂水峠(表)編
※この記事は前ブログからの引っ越し記事です。
こんにちは。
TBです。
今回は、大垂水峠をピストで登ってきたので、そのブログになります。
今回のブログは、
・大垂水(表)はピストヒルクライムに最適
・因縁の大垂水のタイム
という大まかに2つの内容について書きたいと思います。
・大垂水(表)はピストヒルクライムに最適
私は最近ピストヒルクライム仲間を増やしたいと思っております。
やったことない方はただの拷問と思いがちですが、これが一度やってみると中々癖になります。
伝わるかどうかはわかりませんが、オナラをしたときに臭いとわかっているのに嗅いでしまうあの感じに似ています。
自転車は頑張った分だけ進むなんて言われる乗り物ですが、ピストはロードよりもパワーをスポイルしないのでその特性が顕著です。
オナラも自分が食べた分だけ臭いですし似てますね。
そしてそれを1番体感できるのがヒルクライムです。
進ませるために最も力が必要な地形なので、頑張りが重要になります。
ここはオナラとは似てませんね。
ただ、この魅力は一度登ってみないとわからないと思うので、登ってみたいと思わせる要素をブログに盛り込んでみようかなと言うことで、今回はピストヒルクライム的峠レビューをしていきたいと思います。
今回の大垂水(表)は私的ピストで山を登る人口を増やしたい時に登らせたい峠ランキング第1位と言えるくらいちょうどいい峠です。
斜度がキツすぎず緩すぎず、距離も長すぎず短過ぎずといった塩梅で、ピストでもリズム良くこなせます。
人によってはピストの方が早く走れる可能性すらあり、そういう人達をピストヒルクライム沼に落とす時に使いたいと思える峠です。
更に、下りが怖くないというところもおすすめポイントの一つです。
ピストヒルクライムで1番の課題は、下る時です。
足は勝手に高回転になりますし、スキッドしようものならパンクする可能性もあります。
大垂水峠の下りは高ケイデンス練だなあ!と思えるくらいの斜度と距離しかないので、下る時も安心です。
オナラでそうだけどこれは音小さいやつだと分かれば安心ですよね。それと同じです。
というところが、大垂水面がピストヒルクライムに最適な理由です。
ぜひ皆さんもピストクライマーになって私と走ってください。
・因縁の大垂水のタイム
このクソブログを今も尚読まれてる方は、どちらかと言うと、峠レビューよりも私のタイムの方が気になるのではないでしょうか。
それもそのはず。
ご存知の通り、わたしにとって大垂水峠といえば因縁の峠です。
ちょうど3ヶ月前、そこそこ軽量なカーボンロードバイクに乗っているにも関わらず、短距離班の先輩にちぎられ、17:45という素晴らしいタイムを叩き出し、偶然居合わせた他校の後輩にTwitterで晒され、あまりの足の無さにこのブログ解説を決意した地が、大垂水峠です。
今回のライドはその汚名を晴らすという名目も含まれていました。
メンバーは、3ヶ月前同様短距離班先輩。
前日20時くらいに練習相手を募集していたので、集まってもらいました。
私はこの日の前日の夜に予定があったのですが、その予定をキャンセルしてその時間を睡眠に充てるほど、この日のヒルクライムにかけていました。
睡眠もしっかりとり、朝ご飯も食べ、入念にチェーンオイルを差し、心も体も自転車も万全な状態で家を出発し、集合しました。
ほとんど夏になった多摩川を越え、大垂水の麓のコンビニでギア比を変え、15分切りを心に誓い、あわよくば短距離班先輩をちぎりたいという気持ちで気合を入れ、コンビニを出発しましたが、
練習あるある
練習場所へ向かう最後のコンビニを出る瞬間にレース前くらい緊張する。
(私だけだったらすいません)
なにかがかかっているわけでもないですが、謎に緊張しながらスタートしました。
しかし、そんな緊張も杞憂でした。
前述の通り、ピストにあったコースプロフィールという事と、43×17のギア比がちょうど良く、自分の気持ちいいリズムで踏めたので、走る前はビビり散らかしていたごん助坂も勢いでゴリゴリ踏んで特に問題なくクリアできてしまいました。
ただ、ごん助で踏みすぎたせいか、電光掲示板のエリアからはかなり垂れました。
それでも、最後はスプリントできるくらいの余力を残しながらゴール。
前回のヤビツと比較するとかなり余裕ある状態でゴールできました。
気になる結果は、
10:31
まあ悪くない。
ペース配分考えれば、10分切りはすぐ見えそうな記録です。
現役時代は8:30付近でまとめていたので、年内9分切りを目標にします。
とりあえず、17分とかいう伝説みたいな記録を出さなくて一安心のライドでした。
今回のライド全体で思った事は、私のlook 875が良く進むという事です。
最近買ったレイノルズのディープとも相性が良く、軽快感のステータスがマックスになった結果、875はどの場面でも“気持ちいい”自転車になりました。
今回も朝から晩まで気持ちよく自転車に乗れたので、とてもお気に入りの自転車になりました。
875の詳しいインプレは自分の気が向いて、需要があればいつか書こうと思います。
次回の峠が既にネタ切れなので、大垂水裏でも走る予定です。
次回もお楽しみに。
所感
ここからは興味ある方だけ読んでね。
今回のライドで様々な気づきがあった。
まず、単純にチャリに乗るのが下手くそになった。
特に、高ケイデンスに対する体のキャパが明らかに低い。パワー関係は筋トレのおかげか、衰えた感はそこまで大きくなかったが、自転車(ピスト)を乗る体としては大分衰えが見えた。
今週末の平塚の結果次第だが、練習メニューに高回転という名目のメニューを加えて、ここはカバーしていく予定。
次に、ロングへの耐性だ。
今回、80〜90km地点で突然足パンになった。
大垂水登り終えた後には、結構余裕があり、明日も自転車乗ろうかなぁなんて思えるくらいだったが、80km地点で突然体が使い物にならなくなった。
これに関しては、まあ想定内といった影響だった。最近の私はtpやscをまともに走れる体作りという方向性でトレーニングをしているので、長距離がどうこうというのは考えていない。
なので、これは将来的に困ってブログを見返した時に役立つかもしれない情報としてメモしておく。
現役時代っぽいブログでした。