ピストクリテ 2024 KYOTO NIGHT CRIT 編

こんにちは。

TBです。

今回は、8/3に京都で行われたKYOTO NIGHT CRITのレースブログになります。
昨年も参加し、ピストクリテにどっぷりハマることになったこのレース。
どうなったのか書いていこうと思います。

レースについて

※昨年の参戦ブログはこちら
※レース公式ページはこちら

THE 夏日でした。

昨年からの大きな変更点は、なんといってもコース。
昨年のコースは長い直線はありつつもコーナーワークも必要とされるコースで、コーナーが得意な人もストレートが得意な人も戦えるコースでしたが、今年はストレートが得意な選手が有利なコースレイアウト。
昨年よりも周長が長くなり(確か800m)、ほぼほぼバックやスキッド無しでいけるオーバルコース。
第一コーナー入口は上り基調になっているためスピードも落としやすく、最終コーナーは道幅が広いので、コーナーでストレスを感じることは少なめ。
事前にアナウンスされたおすすめギア比も3.1〜3.2と、普段よりも重いものが推奨されてました。
また、ゴール手前に上りがあるのもポイント。地味に足に負荷がかかる絶妙な斜度で、勝負かけるならここだなという印象。
ただの平坦コースとは一言では言えないコースだったので、自分は直前までギア比に悩みました。
あと、今回は勝っても何かの出場権が得られるわけではないというのも変更点。
昨年はCMWC出場権がかかっていたのでバチバチしてましたが、今年はそんなことなさそうでした。

昨年と同じポイントは、とにかく暑い。
当日の車の温度計では38℃と表示されており、体感だけでいったら今年の方が暑い様な気がしました。

使用機材

ENGINE 11 CRIT-D
ENGINE 11 CRIT-D


ギア比は49–15。
今回の機材の変更点はタイヤ。
詳細はこちらのタイヤの項から。


機材とは若干異なるが、昨年と同じくFISTのグローブを衝動買いをして導入。
見た目だけで選んだが結構良い。

予選4組目 10位

※今回も動画あります

前回のお台場の落車の怪我でうまいこと練習ができなかったので結果より楽しむ方向で出走。

と思っていたのだがとにかく暑い。暑すぎて全然心拍があげられる気がしなかったので、できるだけ省エネでやり過ごしたい気持ちに。
幸いにも(?)周りが強い人ばかりの予選だったので、強い人にコバンザメしてればいい感じに集団が割れて省エネで予選は上がれるかななんて思ってました。
それでもオーバーヒートしてしまいそうだったので、氷を500g程背負いながら出走。

Photo by りっつさん
垂れ幕にいた自転車に乗っている舞妓さんが
AI生成っぽいなということに気がついた時の図。

お台場同様スピードプレイはキャッチミス知らずで余裕のスタート。
しっかり先頭5〜6番辺りの位置にキープしながら周回を重ねるものの、集団は意外にも割れない。
それどころか自分がいた先頭集団が割れてしまったので、そっちを追って後ろとの距離を稼ぐ方向性にシフト。

photo by Y.Kato さん


そのまま問題なく5番手あたりをキープしながら最終週。第一コーナーコーナリング中に自慢のスピードプレイが外れて死にかける。
そのまま生きてる片足でバック踏んで、はずれた靴で地面削りながら減速してなんとか転けずに済んだが、助かったことに安堵しすぎて気持ちが切れる。
当然自分がいた集団との距離は離れ後ろとの距離は縮まり、最終コーナーであれよあれよという間に抜かれていって10位。
惜しいところで予選落ちしてしまったので結構悔しかったが、悔しさよりも暑さの方がきつかったので、大きく取り乱すことなく順位決定戦へ。
ちなみに、5分ほどのレースで氷は全て水に。

photo by りっつさん
無様に抜かれていく私

順位決定戦 2位

※こちらも動画あります。

奇しくも昨年と同じ展開。
昨年と同じレースレベルなら、自分は十分戦えるだろうなと思いながらスタートへ。

photo by Y.Katoさん
差し色のオレンジと合わせるためのグローブチョイス
一番写して欲しい写し方をしていただきました。


しかし、心拍が仕上がっていない今の自分にとって8kmという距離は地味に油断できない距離なので、序盤は落ち着いて動きすぎず後半カチ上げ戦法で行くことに。
レース中盤あたりまで3番手あたりをヒラヒラしながらレース周回こなしていく。残り3周で1人飛び出したが、流石に1人逃げは途中で垂れてくるだろうと予想。飛び出しに反応した選手もいたので、その選手らと追い上げて最終周回自分からカチ上げれば最終コーナーくらいのいい位置で追いつく算段で追う。

photo by りっつさん
このaffinityの彼の”ローテ”が本当に素晴らしかった。
序盤からぐいぐい動いてあれだけ牽けるのマジで強すぎる。


予想通りの走りをしたが、追いついたのが最終コーナー先の下りで若干遅かったこと、逃げの選手が想像よりも垂れなかったこと、そして、追いついてから捲る脚が自分に足りていなかったことが予想外だった。結果、一瞬並んだがそのままもがかれて2位。
奇しくも昨年と同じ順位。

photo by Y.Kato さん

総評:2位(全体で見たら30位)だけど浮かれない

photo by Y.Katoさん
グローブと自転車の組み合わせいいなあ

まぁそんなところでしょうといった総評。
昨年のように上があればもう少しはしゃいでいたかもですが、今年はまぁそんなもんだよねといった感想。
強いていうなら決勝くらいは上がっておきたかったなというのが本心ですが、怪我明けということを考えると今回の結果は良くもなく悪くもないかなという評価です。
自分のレースのことはこれ以上特に書くことないのでレースのことに触れておくと、KYOTO NIGHT CRIT自体は昨年同様最高のレースでした。
撮って頂いた写真を見ると、やっぱり夜のクリテは映えるなと再確認。
一部落車があったみたいですがコース設定自体が危ないと感じることは少なかったでしたし、シングルスピードクラスもあったので、写真映えと難易度を考えるとピストクリテやってみたい人を沼に落とすには一押しのレースだなと感じました。
来年はどのくらいの頻度でレースに参加するかは決めてませんが、京都があるならエントリー待った無しだなと思ってます。
今年も開催ありがとうございました。

おしまい。

おまけ

TCUチームジャージで並んで走れなかったことだけが心残り。
自分がちゃんと決勝に進んでいれば。。。


Follow me!