【 ピストクリテ 】2025 block crit 47


こんにちは。
TBです。
今回は、ピストクリテ開幕戦であるblock crit 47のレースブログになります。
レース・機材について

sfidare critシリーズ全体でギア比が3.0以下に制限されたことと、予選通過順位以外は昨年からの変更点はありません。
コースもまんま一緒だったので、詳細は公式サイトか、昨年の参戦ブログからご確認ください。
使用機材はこちら

高画質なのにレース終わりの組みかけ状態…
洗車すらしていない
昨年のminouraから変更した点としてはハンドルです。
bike docのバンチバーからtniのergo sweepに変更しました。
ハンドル幅も360mm→400mmへ変更。
まだしっかり乗り込めていませんが、感覚やコーナリングの写真を見る感じ良さそう。
ギア比:46-16
タイヤ:IRC jetty plus 28c
空気圧:F 5.8bar R 6.0bar
ここからはいつものレースレポートです。
レース当日・試走
今回は昨年と違い、モチベーション高く参加した。
というのも、昨年の12月より本格的にzwiftを再開し、久しぶりに冬の間に乗り込むことができたためだ。
再開したての頃は、minouraの反動もあって30kmのサイクリングすらもきつくて仕方ない体だったが、徐々にzwiftで人を辞める感覚を思い出し、4月のはじめくらいには大学4年生の頃くらいのFTPまで戻すことができた。4月中旬からは出張が続いてしまったので、若干パフォーマンスは落ちてしまったが、それでも昨年と比べたらそこそこ自信のある脚になっていた。
問題はピストの乗り方だった。zwiftあるあるだが、私の場合、ふらつきや路面に気を使わなくてよい環境に慣れすぎると、実走が恐ろしく下手になる。ただでさえ体でコントロールしないといけない場面が多いピストだと尚更。
なので、今年はピストで8の字(地味に人生初)をやり、ハンドルも前述の通りエアロ優先からコントロール優先に変更した。もう少し煮詰めた状態で行きたかったが、ピストに乗ることに慣れた状態にはなれたのでまぁよしとする。
ちなみに、ピストで8の字を地味な練習だと侮っていたが、体の使い方を検証するにはかなりいい練習だったので、レギュラー練習入り。

写真撮り忘れてしまったが、hunter bros crit-d並び
試走も問題なく済ませ、昨年と変わりないことを再確認。予選の項にも書くが、もう少し速いペースで回ってもよかったかも。
予選4組目 3位
今年は決勝に上がれるのは5位まで。昨年の10位上がりまでから変更され、上がりづらくなっている。
昨年はヘアピンで落車に巻き込まれ最後尾から気合の予選通過をしたが、今年は大きなトラブルもなく余裕の予選通過。
すっかり定着したspdペダルでスタートは難なくクリアできたが、シーズン初戦というのもあり、レーススピードの1週目はヘアピン前の3コーナーでコースアウトしそうになってしまった。

内心終わったかもと思った瞬間
ヘアピンはいやでも慎重に曲がるので、試走の段階でスピードの出るコーナーはしっかり感覚を確認しておいた方がよかったなと反省。それ以降は問題なくレースが進み、途中2人が抜け出したので、追走2人のパックで走ることに。抜け出した2人が強すぎたのと、後ろもついてきてなかったので無理せず追走パックでステイ。何故か先頭交代を要求されなかったので、脚を温存しながら予選通過できた。
昨年の想像通り、上位数名のパックと後ろがちらほらの展開になったので、昨年やりたかったのはこれだったんだよなとおもいながら決勝へ。

決勝 11位(DNF)
迎えた決勝。
昨年は実力を見誤って、序盤からエンジン全開走りで即DNFだったが、今年はペース配分を意識しながら走った。というのも、今回参加している韓国チームが、予選の段階で自分の記憶よりも速くて強かったからだ。無理についていったら早々に死ぬことが目に見えていたので、序盤は可能な限り抑えて、周りを見ながら脚の使いどころを考えることを意識。そんなこんなでスタートしたらやっぱり速い。ヘアピン以外のコーナーはcrit-dが助けてくれるのでなんとでもなったが、ヘアピン侵入→コーナリング→立ち上がりは人間側で何とかしないといけないので、ここで差が出た。
このヘアピン周りで度胸の違いを見せつけられた気がした。コーナリングの倒しこみは言わずもがな、コーナーの侵入が真似できない。動画にも顕著に映っているが、ペダルが外れて減速できなくなることにビビりすぎて、急ブレーキができず、惰性→徐々にブレーキ→コーナリングという侵入の仕方をしてしまう(あと単純にヘアピンのラインもカス)。侵入時に埋められる”はず”だった距離を立ち上がりで埋めに行かないといけない。

水色の選手がいるところくらいまでは距離を埋める努力をしてもよかった。
それでも序盤は何とか耐えたが、落車やトラブルの影響もあってか集団後ろはかなり散り散りになっており、ローテを回して休むみたいなこともできずに終了。(しかもローテ回そう見たいなこと言いながら千切れる始末。しっかり動画に入っていて恥ずかしい。)
総括:ZWIFTとライディングスキル練とジム。あと高強度?

結果はDNFでしたが、昨年よりは納得感のある内容でした。
昨年のブログに書いた通り、やはりZWIFTとライディングスキル練とジムに行くのが一番ですね。
zwiftでベースと刺激をいれる練習をして、8の字でライディングスキルを磨き、ジム(というか筋トレ)でバテない体+高出力を目指すのが現状理想だなと思ってます。



今回から始めたこともあり、ライディングスキルと筋トレはzwiftよりも練習方法が煮詰まっていないので、今年はこの三種の割合と煮詰まり具合を均してみてどうなるかを見ていこうかなと思っております。
課題はピストクリテ特有の強度への慣れです。
今回久々に強めのcrit脚になったのですが、思い返すと自主練でcrit脚になったことがないことに気が付きました。ピストクリテ以外でcrit脚と同じような現象になったことがないので、未だにcrit脚のメカニズムが分かっていないのですが、おそらく、ピストクリテ特有の動きであるバック+立ち上がりを短時間に数セット行うというところが理由なんだと思ってます。crit脚が出ない=強いではないと思いますが、crit脚が出るまでに高い強度が必要=ピストクリテ特有の負荷への耐性があるということにはなるのかなと思うので、できることならcrit脚を練習で作って一つの指標にしてみたいなと思ってます。ここに自信をつければ、突っ込みの急ブレーキで脚がなくなる心配も減りますしね。ただこれがかなり難しく、zwiftでは作れないですし、自主練でもかなり気合入れて高強度で踏まないと作れなさそうです。crit脚を作るためにいつもの練習コースで200mダッシュ→全力ブレーキを連続10セットやったのですが、その程度じゃcrit脚にならず(足を抜いているだけかもしれないですが)、かといってこれを一人で3セットとかやるには相当な集中力と気合がいるし、そもそも短時間じゃなくなってしまいます。つまり、練習でcrit脚を作るには、ピストでバックを踏める(つまり外)+インターバルよりも短時間で追い込めるという環境が必要になります。練習会を開いても限界がある気すらするので、筋トレでやった方がサクッと再現できたりするのかなとかも思いつつ、果たしてそこに固執する必要があるのかなとも思っております。次回のレースまでに時間があるので、これも含めていろいろ試してみようと思います。
今年も開催ありがとうございました。
次回のお台場は、仕事の都合で出場できないので京都に参戦する予定です。
練習会も久しぶりに募ってみようかなと思っているので、ご興味ある方おりましたらお気軽にお声がけ下さい。
おしまい。