ピストクリテ 2024 block crit 47 編

こんにちは。

TBです。

今回は、4/20に岐阜で行われたBLOCK CRIT 47のレースブログになります。
今期初、そして私にとっては骨にヒビを入れてから初となったピストクリテ。
今回はどんな感じだったのか書いていこうと思います。

•レースについて

※レース公式ページはこちら

今回のBLOCK CRITは、昨年と同じくblock 47 cycleの外周コースで行われました。
私は昨年出ていないので資料類からの所感になりますが、去年とコースレイアウトは変わっていない模様。
日産スタジアムと赤レンガを混ぜたようなコースで、ヘアピン以外は基本バックを踏むポイントはなく、道幅も広くて走りやすいコースでした。

昨年と違うポイントとしては、韓国からチームを呼んでいることと、シリーズ戦になってKOT(king of track)へ参加できる可能性がある事。
今回で4回目の参加になる私が言うのも変な話ですが、sfidare crit、回を追うごとにどんどん面白い大会になっている印象を受けます。

ここからはいつものレースレポートです。

機材

ピストクリテ 機材 intro7 fs-01
機材はいつものやつ

ギア比は50-17

空気圧はF4.8 R5.0

今回の変更点はホイール。
ホイールに関しての感想はこちらのページから。

•レース当日まで

ピストクリテ レース画像
intro7 サポートカー

今回のレース情報が発表されたときは、参加モチベがほとんどなかった。
練習は当然していないし、この前の横浜で一区切りにしてあとは気が向いたらでいいかなあなんて思ってたため。(あと遠い)そんな矢先、うちの監督がピストクリテ出場へ興味を寄せていることを知り、監督が出るなら俺も出るという、微妙な飲み会に行くときによくやるやつで参加することに。

とはいえ、前々からコースレイアウト的に面白そうだなとは思っていたので、出場動機がテキトーな割にはしっかりと準備した。前回の日産スタジアムで、とにかく立ち上がりについていける足が無いことがわかっていたので、今回はとにかく足をいじめぬくことに注力。これのためだけにジムまで契約してしまった。

その結果、ベンチ・スクワットは現役の頃より重いものが上がるようになり、体重は人生最重量記録の80KGを突破した。(現役の頃が雑魚すぎた説もある)監督からも「現役の頃よりケツがでかい」という自転車部が喜ぶセクハラを受け、体はそこそこ仕上がった状態でレースを迎える。

問題はメンタル。

骨にヒビを入れてから初めての大会だったので、ピストクリテ恐怖症になってたら嫌だなみたいな不安が心のどこかにあった。実際走り出してみたら特に問題なかったが、行きの高速では1時間に一回PAでトイレに行くくらい不安だった。

そんなこんなで予選へ。

•予選3組目 9位

今回は動画もあります。

ピストクリテ レース画像
余裕ぶってます
photo by ようかんさん

今回のスタートグリッドも実績ある順に。
私は韓国選手含めて5番目だったので1列目スタート。

この時点では余裕で予選はもらったと思ってたし、大体予選って上位数名のパックと後ろがちらほらみたいな感じになるイメージだから、上手いことパックを作れれば足まで貯められるぞとまで思って油断してたら、痛恨のキャッチミス。
半分くらいまで沈んでしまった。「まあまあ。ピストクリテはコーナー勝負でしょ。俺ケツでかいし。」と1週目の裏ストレートでもまだ余裕をこきまくり、いざヘアピンで巻き返そうと思ったら目の前で落車。

動画で見る感じ最下位まで落ちた。またかと。結局私はまた後ろからスタートせにゃいかんのかとめちゃめちゃへこみながらガチ踏み。当然足を貯めるという余裕はなく、しっかり足を削って9位まで。

マジで災難だった。しかし、すべての原因はキャッチミスして中盤まで下がってしまった自分にあるので、決勝上がれただけいいかと気持ちを切り替えて決勝へ。

ピストクリテ レース画像
photo by ようかんさん

•決勝 20位(DNF)

ピストクリテ レース画像
photo by ようかんさん

当然最後列スタート。
決勝はとにかく前々に行くことを意識して、ペース配分はそん時考える!みたいな走り方をしてましった。
その結果、結局半分くらいから垂れ始めた。
周回板の残り8周の字を見た瞬間に絶望したことだけ覚えている。
そのまま残り4周くらいでトップ集団にラップされてDNF。

•総括 ジムよりZWIFT。ZWIFTよりZWIFTとライディングスキル練とジム。

今回のレース、ジムのおかげで脚には余裕がありましたが、肺には全く余裕がありませんでした。
肺は継続的に鍛えないとだめですね。

あとは左ヘアピン。
私は今までコーナー技術で無い足をごまかして走ってきたわけですが、今回は左ヘアピンが下手くそすぎてお話になりませんでした。毎回マットに前輪をこすりながら曲がっていたので、後ろを走ってた皆様にはご迷惑をおかけしてしまったかと思います。
また、そのせいで立ち上がりで遅れ、対策されていない肺に余計に負荷がかかるという悪循環を繰り返してしまいました。

ただ、左ヘアピンは公道では練習しづらいので、次回は左ヘアピンが無いことを祈りながら、肺・脚・スキルをバランスよく鍛えて、満身創痍でお台場の地に倒れこもうと思います。

おしまい。

余談
ピストクリテチームが欲しくなった話

今回、うちのチームからは自分含めて二人出場したが、同じジャージが揃って走っている姿はやっぱりかっこいい。

ピストクリテ レース画像

そこにピストクリテという競技自体のカッコよさが相まって、ロードレースとは異なったカッコよさを醸し出していると思う。競技人口はロードレース程爆発的には増えないだろうけど、いつかチーム同士でバトルみたいな展開ができたら胸アツだなと思った。

ただ、うちのチームメンバーがピストクリテに出てくれることはなかなか難しいと思うので、東京発ピストクリテチームを作るか、どこかに入れてもらうしかないなぁ。

ほんとのおしまい。

Follow me!